TAX

消費税の課税事業者は税区分表を用意する


税区分表とは?

消費税の課税事業者は税区分表を

作成しておく必要があります。

 

税区分表とは科目別の消費税の

税区分を明らかにした表です。

 

消費税に対応している会計ソフト

では基本的に出力できる資料

として設定されています。

 

以下のような感じで表示される

表になっています。

 

勘定科目借方金額借方消費税貸方金額貸方消費税残高
租税公課20,00020,000
旅費交通費10,0001,00010,000

 

このような感じの表が出力

できるようになっています。

 

 

税区分表を用意する理由

税区分表を用意する理由とは

税区分表で消費税の申告書が

作成されているからです。

 

税務調査では、消費税の課税事業者の場合

税区分表の提示を求められて

消費税の計算が適切に行われているのかを

確認されることになります。

 

税区分表のとおりに作成されて

いる状態であれば今度は

 

科目別の取引の処理や内容を

確認することで消費税の設定が

適切に行われているかどうかを

確認されることになります。

 

このときに間違っている場合には

訂正を求められて消費税の修正

申告を勧奨されることになります。

 

逆に間違っていても指摘されいない

場合もあります。

 

消費税の納税額が少なくなる場合は

税務調査では指摘されない

ということがあるわけです。

 

 

 

 

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