【令和6年分固定資産税】納税通知書に入っている書類の確認と利用方法を解説
固定資産税とは?
その年1月1日に不動産を持っている
場合にかかる資産税です。
令和6年分が届いていると思いますが
令和6年1月1日の不動産所有者に
納税通知書などの資料が届けられます。
固定資産税は2つに分類され
固定資産税と都市計画税です。
固定資産税は1.4%の税率になり
都市計画税は0.3%の税率です。
課税対象になる金額である
課税標準額については
小規模住宅用地と一般住宅用地
でそれぞれ減額されます。
結果、小規模住宅に該当すると
課税標準額1/6になるため納付額も
少なくなります。
固定資産税では負担調整措置
という課税標準額の見直し制度があります。
3年に一度見直されて令和6年では
見直しの年度になります。
課税明細書を確認すると
前年度と今年のそれぞれの
課税標準が違う金額になっているはずです。
固定資産税の納付時期や納付方法とは?
固定資産税の納付時期は
4回に分けて納付します。
その年7月1日、9月30日、12月27日
翌年2月28日です。
都道府県により実際の納付日に
違いがあるかもしれません。
4回払いだと面倒である納税者向けに
一括で納付することも可能です。
一括払いすると割引特典となどが
あると思うかもしれませんが・・・
ございません。
ただ、4回払いの領収証書と一括払いの
領収証書ではことなりますので納付のときに
要チェックです。
納付方法では大きく分けて3つの
方法があります。
①窓口で現金納付
②ネットでキャッシュレス納付
③銀行関係で納付
窓口は都道府県税事務所
銀行、コンビニに現金を持っていき
納付します。
ネットでキャッシュレス納付では
スマホの○○Payアプリとか
クレジットカードになります。
クレジットカードでは手数料がかかりますが
ポイント対象になるため損得を考えて
利用するとよいです。
銀行関係ではペイジーで納付するとか
口座振替で納付するといったことです。
課税明細書は再利用の可能性がある
課税明細書は登記簿謄本に
併せて所在地が書かれています。
このことから、登記簿謄本を取るときの
所在地の参考になります。
他には、相続や贈与で不動産を取得した
ときの財産価格の計算の基礎資料になります。
ずっと保存しておく必要はありませんが
最低1年前の分までは保存しておくと
再利用する機会があったときに使う
ことができるかもしれません。
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