Suicaチャージで経費とSuicaでの経費支払、経費を二重にしないためには?
Suicaチャージで経費にできる?
Suicaチャージで経費にできるかというと、できます。
Suicaチャージで経費になる場合には旅費交通費という
勘定科目で処理することが一般的です。
この時にSuicaは公共交通機関の移動に使うことが
前提となりますので、旅費交通費になります。
ただ、Suicaは支払手段として個人的なものを購入することも
できることになります。
ですからSuicaの利用明細を取得して
それをSuicaチャージの領収書と一緒にして
経費精算を行うことが税務調査のリスク回避になります。
Suicaでの経費精算と二重経費となるポイント
Suicaチャージではキャッシュレス決済ができ
ちょっとした買い物に非常に便利です。
この買い物が事業用であれば問題なく経費ですから
経費精算を行うことができます。
このときに、ちょっと考えたいのが
①Suicaチャージの領収書で経費精算
②Suicaでキャッシュレス決済で物品購入
上記①と②が両方とも同じSuicaですと
二重で経費計上してしまったことになります。
逆に、別々のSuicaであれば二重経費になりません。
そうなると、Suicaが何枚あるのか?という問題になりますね。
そうしてどのSuicaがチャージでの経費精算で
どのSuicaで物品を購入したのか?
このような問題となります。
現実としては、次のどちらかの経費精算を選択する
ということになろうかと思います。
1.Suicaチャージの時の領収書で経費精算するだけ
2.Suicaで使ったときの領収書で経費精算するだけ
ということです。
要するに、税務調査の場面でSuicaが問題になるとしたら
Suicaを色々な方法で使ってしまって、二重経費を疑われる
といったことです。
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