【年末調整計算シート】活用方法を解説
年末調整計算シートとは？
国税庁は毎年年末調整計算
シートというエクセルで年末調整の
計算ができるシートを公表しています。
こちらの機能は年末調整を計算する
源泉徴収簿の右側だけを切りった
仕様になっています。
金額を入力して源泉徴収簿で年末調整
を計算できるようにしています。
年末調整計算シート中身を確認する
年末調整計算シートでは
入力のしかたや各種申告書の書き方
各種申告書をダウンロードできる
ハイパーリンクが設定されていて
国税庁が公表している書式を
PDFでダウンロードできます。
年末調整計算シートに金額を
入力する前の段階で準備資料や
やっておかなければならない計算は
確認することができます。
年末調整計算シートの活用方法
活用方法は年末調整シートと
源泉徴収簿（入力用）を
組み合わせた方法になります。
年末調整計算シートは年末調整の
計算はできても年末調整で保存するべき
源泉徴収簿にはなっていません。
従って、次のように資料を前もって
そろえて個別的な計算をした結果
のみの入力をすることで計算ができます。
①賃金台帳
②保険料控除申告書
③基礎控除兼配偶者控除申告書兼所得金額調整控除申告書（以下、基礎控除等申告）
④住宅ローン控除控除申告書
で先に計算しておく必要があります。
賃金台帳は年間の給与、社会保険料
源泉徴収税額の確認用に使います。
こちらを源泉徴収簿に入力して
年間の金額を入力しておき
年末調整計算シートへ入力もします。
保険料控除申告では保険料控除
関係の計算を事前に行っておきます。
これを年末調整計算シートと
源泉徴収簿の両方に入力しておきます。
基礎控除等申告では基礎控除、配偶者控除
所得金額調整控除の計算をします。
計算が完了したら年末調整計算シートと
源泉徴収簿に金額を入力します。
もし、住宅ローン控除がある場合には
住宅ローン控除申告書でも計算をして
年末調整計算シートと源泉徴収簿に
入力も行います。
これで年末調整計算シートでは
自動計算が行われることから
計算結果を源泉徴収簿に入力して
年末調整計算が完了します。
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