身近な法務

IT導入補助金の要件になったSECURITY ACTIONとは?


IT導入補助金の新たな要件

IT導入補助金では新たな要件として

SECURITY ACTIONが必要になりました。

 

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

が実施するSECURITY ACTIONです。

 

こちらを交付申請前に自社で

宣言をしてもらいまして

 

申請時に宣言済みのアカウント

IDの入力が必要となります。

 

IT導入補助金ではこの宣言による

★一つ星又は★★二つ星が

要件になってきます。

 

 

SECURITY ACTIONとは?

中小企業自らが情報セキュリティ

対策に取り組むことを自己宣言する

制度になります。

 

中小企業の情報セキュリティ

対策ガイドラインの実践をベースに

2段階の取り組みを目標にしています。

 

★一つ星では

情報セキュリティ5か条に取り組む

ことを宣言するだけになります。

 

★★二つ星では

5分でできる!情報セキュリティ自社診断

で自社の状況を把握したうえで

 

情報セキュリティポリシー(基本方針)

を定めて、外部に公開したことを

宣言することです。

 

 

中小企業で目標にする宣言

中小企業では★一つ星を取得する

宣言を行うことになると思います。

 

情報セキュリティ5か条は

次のようになっています。

 

  1. OSやソフトウェアは常に最新の状態にしよう!
  2. ウイルス対策ソフトを導入しよう!
  3. パスワードを強化しよう!
  4. 共有設定を見直そう!
  5. 脅威や攻撃の手口を知ろう!

いかがでしょうか?

全部対応できていますか?

 

以外に知られていないことは

脅威や攻撃の手口だと思います。

 

2022年から猛威を振るった

Emotet(エモテット)がありました。

 

大まかな手口としては

「正規のメールへの返信を装う」

です。

 

過去に取引をしたところから

正規のメールとして

受信する可能性があるのです。

 

業務メールになりますから

非常に厄介なウィルスになります。

 

宣言することは簡単ですが

いざ現実に落とし込むと難しい

場合があります。

 

宣言と現実に落とし込む差を

埋めるように行動することになります。

 

 

 

 

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