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【建設業の個人事業主】残高試算表でのチェックポイント
残高試算表とは?
残高試算表とは残っている金額を
表示する会計の資料です。
例えば、以下の様に表示されます。
今、現金が1,000円あるとします。
150円の飲み物を購入すると
残りは850円になります。
残高試算表では現金が850円として
表示されることになります。
この様にある一定時点の金額を
表示する役割になります。
残高試算表のチェックポイント
近年、明細取得と自動仕訳により
プロでなくても残高試算表を
作成できるようになりました。
しかし、作成はできても残高試算表を
確認していない場合があります。
最低限確認した方が良いことを解説します。
まずはマイナス金額になっていないか?
ということを確認します。
マイナス金額とは、現金という勘定科目が
-2,000円といった感じで表示されることです。
マイナス金額になっている勘定科目は
プラスの金額にする必要があります。
次に金額が適正であるかどうか
という点を確認します。
客観的に合わせる必要がある科目は
例えば、普通預金という勘定科目です。
事業用、個人用のいずれであっても
良いのですが
一度帳簿に載せたからには通帳の残高と
残高試算表上の金額を同じにするルールが
あります。
あとは売上高や経費などがきちんと
計上されているのかを確かめることになります。
残高試算表を確認することで
適正な確定申告に繋がり
税務調査での追徴リスクを低下させる
ことができることになります。
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