e-Taxとは何かを税理士が解説
e-Taxとは?
e-Taxとは国税電子申告・納税システムのことです。
所得税、消費税、贈与税、印紙税、酒税などの申告や
法定調書の提出、届出や申請などの各種手続を
インターネットを通じて行うことができるものです。
また、税金の納税も、ダイレクト納付やインターネットバンキング
ペイジー対応のATMを利用して行うことができます。
(電子申告・納税システムホームページより)
e-Taxを利用することで、自宅や事務所などから
申告や納税などの手続を行うことが可能です。
イメージととしてはインターネットを通じて
データで申告書を提出するようなことです。
納税のイメージととしては
申告したデータと連動することで個人を特定し
納税を行うことになります。
e-Taxと税理士業務
私が税理士業界に入った10年以上前には
e-Taxが始まったころでした。
e-Taxが始まったころは所得税の確定申告から
導入していましたね。
そこから法人税や消費税へ広がっていて
相続税以外はe-Taxを利用している税理士が
増えていると思います。
e-Taxが税理士業務で重要な位置を占めているのは
パソコンでの作業ができるようになったためです。
パソコンで会計処理ソフトが出てきて
税務の申告書を作成する申告ソフトも出てきて
さらにe-Taxにて申告もすることができます。
こうした一連の税理士業務がパソコンだけで
完結することができるようになりました。
今後のe-Tax
今後のe-Taxはより使いやすくすることが
必要になります。
現在はスマホやタブレットでもe-Taxはできますが
一部の申告だけに限られています。
所得税では事業所得に対応できていませんので
パソコンの確定申告書作成コーナーを使う
ということになります。
税理士業務で申し上げると
申告書に添付する書類を送信する
イメージ送信という手続があります。
イメージ送信には回数制限と
添付するデータの容量制限があります。
このため相続税もe-Taxで申告できるのですが
添付資料が多いくなるために書面での添付が
継続していることになります。
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