添付資料のイメージデータによる提出を税理士が解説
イメージデータによる提出とは?
e-Taxで申告、申請・届出等を行う場合
別途郵送や税務署の窓口で書面により
提出する必要がある添付書類について
書面による提出に代えて、イメージデータ(PDF形式)
により提出することができます。
国税庁が提供するe-Taxソフト(WEB版)等のほか
イメージデータの提出に対応している市販の税務
会計ソフトからも利用することができます。
対象となる添付資料とは?
対象となる添付資料は以下のサイトについて
確認が可能となります。
対象外となるものを押さえておいて
対象・対象外に悩むものを調べる方が
効率的であると思います。
例えば、以下のものは対象外となります。
法人税では財務諸表、勘定科目内訳書
所得税では青色申告決算書、収支内訳書、譲渡所得の内訳書
これらは電子データで提出が可能になので
対象外の資料になっています。
所得税の確定申告で提出省略になっている資料も
対象外となっています。
例えば、生命保険料控除の控除証明書
寄附金控除の証明書です。
原本への割り印が必要となるなど
手続の特性上、書面提出が必要なものも
対象外です。
例えば、印紙税過誤納確認申請の添付書類です。
提出方法とは?
提出方法は次のようになっています。
e-Taxソフト(WEB版)から提出する場合は
10回まで提出することが可能となります。
申告、申請・届出等データと同時に添付書類(PDF形式)を
提出する方法の場合には1回のみ送信可能です。
上記と合わせて11回までイメージデータにて
添付資料を送付できることになっています。
ただ難点があって
1送信当たりのデータ容量は最大8.0MBで
ファイル数は最大136ファイルです。
公式ブログはこちら(平日毎日更新中)
この記事は、この記事を作成してる時点の法令に基づき
書かれています。法令に改正があった場合には、現在の
取り扱いとは違った取り扱いになる可能性があります。