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経理上の注意点とは？

フォワーディング業における経理上の注意点は

消費税の処理となります。

私は国際貨物を扱うフォワーディング業が

多いので消費税の処理が注意点であると考えています。

フォワーディング業の国際業務では

国内の集荷、国内の港までの輸送、

日本の港での船積み、海外の港への輸送

海外の港からの輸送といった流れです。

要するに、国内での業務と海外での業務が

混合する取引になるので消費税の取扱いが

非常に重要となるわけです。

請求内容の経理処理の重要ポイント

請求内容の経理処理では消費税の処理を行いますが

その中で特に重要なことがあります。

それは、ドキュメントフィーです。

フォワーディング業では船積証券（B/L)の作成

荷渡指図書（D/O)などの資料作成があります。

こちらの処理が重要となります。

船荷証券の内外判定としては

荷揚地が日本であれば国内取引、海外であれば国外取引

ということになります。

国内取引だと、船荷証券の譲渡は

消費税の非課税取引である有価証券の譲渡からは除かれているので

課税取引として処理することになります。

ですから、国内の荷物を扱うのであれば

消費税の課税売上、課税仕入を構成します。

輸出のときには発注書（P/O）の作成や

インボイス（I/V)の作成を行うことがあります。

こちらも日本の輸出者向けに作成しますので

こちらをドキュメントフィーとして請求する取引は

日本国内で行った取引となり、課税売上を構成します。

結論としては

自社で作成したドキュメントについての

料金を請求する場合には消費税の処理が

重要になるということになります。

公式ブログはこちら（平日毎日更新中）

この記事は、この記事を作成してる時点の法令に基づき

書かれています。法令に改正があった場合には、現在の

取り扱いとは違った取り扱いになる可能性があります。