所得税

【令和4年分確定申告】医療費控除とは?


医療費控除の計算方法

①令和4年に支払った医療費の合計

②①-保険金などで補てんされる金額

③②-10万円(注)=医療費控除

(注)その年の総所得金額等が200万円
未満の場合には、総所得金額等の5%

 

保険金などは支払った医療費と

直接対応するもの同士で引きます。

 

最後に控除する10万円は現役世代は

10万円になることが多いです。

 

総所得金額等とは確定申告書Bの

所得金額等の欄の合計の金額が

200万円未満の人だけが10万円に代え

総所得金額等の5%になります。

 

年金の収入のみという方が

適用されることが多いです。

 

 

対象になる医療費とは?

令和4年分の支払対象期間は

令和4年1月から12月までになります。

 

この期間中に支払った医療費が

医療費控除の対象になる医療費

になります。

 

支払った医療費は本人だけでなく

生計を一にする配偶者や親族に

支払った医療費も対象です。

 

つまり、ご自身、配偶者、同居の

親族のために支払った医療費が

原則的に対象になる医療費になる

ということです。

 

「支払った」が医療費の

キーワードです。

 

医療を受けたとしても

令和4年12月31日に未払で

令和5年に支払った場合には

 

令和4年の医療費にはならない

ことになります。

 

 

 

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