国税のスマホアプリ納付とは
スマホアプリ納付とは?
スマホアプリ納付とは、国税庁長官が指定した納付受託者(GMOペイメントゲートウェイ株式会社)が運営するスマートフォン決済専用のWebサイト(国税スマートフォン決済専用サイト)から、納税者が利用可能なPay払いを選択し、納付受託者に納付を委託する方法です。
「国税スマートフォン決済専用サイト」は、国税庁長官が指定した納付受託者が運営する国税のスマホアプリ納付専用の外部サイトです。国税庁 スマホアプリ納付の手続きから抜粋
ということでスマホの
〇〇Pay払いで国税を納付
できるようになりました。
すでに地方税はPay払いができていて
国税もようやく対応したわけです。
スマホアプリ納付の手続きの利点は
3つあると思います。
①スマホだけで納付が完結すること
②夜間休日を問わず24時間納付ができること
③決済手数料が必要ないこと
対象のPay払いは
・PayPay
・d払い
・au PAY
・LINE Pay
・メルカリPay
・amazon pay
の6種類になります。
Pay払いによってはポイントも
付与される可能性があるため
対象のサイトを調べておくと
良いと思います。
対象税目は
所得税や消費税、法人税といった
事業関係の税金や
相続税や贈与税といった完全に
個人的な税金でもできます。
基本的に有名な税金はほとんど
できると考えてよいかと思います。
スマホアプリ納付の注意点
スマホアプリ納付の注意点は
いくつかありますので実務上で
起こりそうなことを抜粋します。
領収証書は発行されませんので
領収書が必要な方には不向きになります。
納付金額には30万円以下という
上限設定があります。
30万円を超えるような納付では
スマホアプリ納付の手続きが
利用できません。
振替納税をすでに使っている
様な場合には事前に引き落としが
されないように所轄の税務署へ
事前連絡が必要です。
間違った納付をしてしまった場合には
納付の取消はできません。
税務署で誤納付還付の手続きに
なるため納付した税務署へ連絡する
ことになります。
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