会社・事業
決算書から読み解く自社の事業で利益を出す方法
決算書の何を見れば利益がわかるのか?
決算書の構成は次のものです。
①貸借対照表
②損益計算書
③株主資本等変動計算書
④個別注記表
利益がわかる書類は
損益計算書になります。
損益計算書は会社の業績を表す
書類です。
トップに売上高から始まって
各階層ごとに経費と利益が表示されて
いると思います。
自社で利益を出す方法を考える
自社で利益を出す方法を
損益計算書から考えていきます。
事業における収入とは売上高だけです。
売上高を使って原価や販売費及び一般管理費
を賄っている構造になっています。
一般論として営業利益になって初めて
黒字になったと考えます。
言い換えると売上高が
原価と販売費及び一般管理費の合計額を
超えていることになります。
利益を出す方法のヒントとしては
営業利益が絶対に出る売上高は
いくらなのかということです。
例えば、原価が売上高の75%で
販売費及び一般管理費は毎年2,000万円
かかっているとします。
そうすると売上高ー原価で粗利は
売上高の25%になります。
絶対に利益が出る売上高としては
8,000万円になります。
言い換えると8,000万円とは
営業利益がゼロになる売上高になります。
実際には1億円以上の規模でないと
事業資金が回らなくなると思います。
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