社長の経費精算は法人カード+領収書で行う
経費は法人カードのほうがキャッシュフローに優しい
経費を支払う場合には法人カードが
色々と便利です。
便利な理由は
①経費精算が不要
②キャッシュフローに優しい
からですね。
経費精算が不要の意味は
お金のやり取りをする必要がないからです。
カードで支払わない経費では
領収書により使った経費の総額を確認して
その金額を毎月精算することになります。
経費精算では次のような業務が
発生することになります。
①毎月の領収書などの整理
②月の領収書を精算書にまとめる
③経理側で内容と金額を確認する
④③を給料日などに精算する
どんなに少なく見積もっても
4工程はかかります。
法人カードのみで経費を支払うように
することになると
精算書にまとめる工程と
給料日に精算する工程がなくなります。
キャッシュフローに優しい意味は
法人カードを使ったときと
口座引き落としされる日にちが
異なることです。
例えば、毎月10日締め、翌月15日払い
というサイクルだとすると
翌月に銀行口座から前月の10日までに
カード会社で認識された取引までが
引き落とされることになります。
経理上では、費用は発生主義によるので
経費計上の処理は使った時で計上する
ということが可能です。
つまり、経費計上は前倒しで計上し
お金は翌月にでていくことになります。
経費計上はカード明細と領収書で
法人カードで経費計上をする場合
消費税ではカード明細は課税仕入れの
要件を満たさないことになっています。
実務上ではカード明細で経理処理している
事業主がほとんどだと思いますが・・・
法律の認識では領収書やレシートなどの
内容がわかる資料で経費計上することが
求められています。
経理上で気を付けたいことは
カード明細だけでなくカード明細に
記載されている取引がわかる領収書などを
添付しておくことが無難になります。
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