会社・事業

経理業務のDXと潜在的リスクを税理士・行政書士が解説


経理業務のDXを行うこと

経理業務のDXを行う場合には

一般的にすべてが連動したシステムで

運用することになります。

 

例えば、クラウド会計に代表される

ベンダーに集約して使うことです。

 

クラウド会計ではクラウド会計を中心に

自社の請求書の作成と発行

経費精算システム、給与計算

を連動させて会計処理が自動化できます。

 

給与計算では勤怠管理との連動により

給与計算業務を自動化します。

 

結果、経理業務のDXによる効果は

お仕事の自動化になります。

 

自動化により処理するだけの

人的資源は必要がなくなり

 

本来のお仕事に人が集中して

効果を発揮することが期待できます。

 

 

経理業務のDXにおける潜在的リスク

経理業務のDXでは一つのサービスに

集約して運用することになります。

 

これは電子化で変革する都合上

仕方ない選択となります。

 

例えば、会計ソフトを2つ導入する

といったことは経済合理性に

そぐわない選択であると思います。

 

現実的には一つに集約するために

潜在的なリスクがあることを

予期しておくと慌てないと考えます。

 

潜在的なリスクとはインターネットを

使うことができなくなったとか

 

クラウド会計が使えなくなったなどの

そもそも業務ができなくなる

というリスクになります。

 

経理業務のDXで必ずしも

すべてクラウドサービスにしないと

DXが遂行できないわけではありません。

 

しかしクラウドであるがゆえに

データ連動をすることができて

自動化を行える側面があります。

 

最終的には自動化を取るのか

リスク回避を取るかは

事業主の選択になると考えます。

 

 

 

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