建設業向け

建設業の創業時の事業計画は何を検討すればよいのか?


事業計画とは?

事業計画とは2つの側面から考えた計画で

数字で計画することになります。

 

2つの側面とは

①損益ベース

②収支ベース

となります。

 

上記の2つの側面を基に

創業から5年くらいを目安に考えます。

 

事業計画はあくまでも計画になりますが

まずは絶対に達成しなければならない

数字を考えてみると良いと思います。

 

例えば、売上は最低5,000万円粗利は1,000万円

人件費は800万円などといった感じです。

 

事業計画はさらに年ごと、月ごとに細分化できます。

まず、1年目は月ごとに計画をしていって

それを年間分で集計して年間分を確定させます。

 

2年目以降は中期目標になるので

年ごとに考えることになります。

 

ただし、1年目が終わりを迎えたくらいに

2年目も月ごとに分けて考えることになります。

 

つまり、直近の1年間は月ごとにして精度を上げ

年間通しての計画にするという流れです。

 

 

損益ベースで考える方法

事業計画を考える場合には

細部までこだわる必要性はありません。

 

主に金額が大きくなるところを

項目別にすると良いかと思います。

 

次のような項目ごとです。

・売上高(年商)はいくらまでできるか

・原価(材料費、人件費、外注費)

・製造管理費や事務所賃料などのその他経費

 

建設業で赤字になる理由としては

原価がかかりすぎることです。

 

原価の項目で金額が大きくなるのは

材料費、人件費、外注費です。

 

上記のコストをいかにコントロールするのか

ということが黒字にする手段です。

 

実際のコントロールは現場が始まってから

行うことになります。

 

ご自身の経験からコントロールできる

案件を請負ったという仮定で作成すると

理想的な数字になると思います。

 

創業後は理想の数字を追い求めて

経営を行うことになります。

 

 

収支ベースで考える方法

経営をする場合には収支計算が大切です。

損益は黒字であったとしても

お金が足りないということが起こるからです。

 

外部からお金を調達しない前提であれば

基本的には損益ベースの黒字が会社に現金で

貯まることになります。

 

しかし、外部からお金を調達する場合には

返済する必要があります。

 

収支ベースでは損益ベースで考えた

数字を基にしてお金の返済も考えた

計画をする必要があります。

 

返済をしてもお金が貯まるためには

どうしたら良いのかを考えることになります。

 

 

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