建設業向け

建設業で融資受けるときに必要なお金を計算する方法


建設業で融資受けるときに大切なこと

建設業で融資を受けるときに大切な

こととしては不足資金を知ることです。

 

世の中の社長さんは運転資金として

融資を受けることが多いです。

 

しかし事業が黒字なのになぜ

運転資金が必要なのでしょうか?

 

運転資金が必要という意味としては

お金が足りないからですね。

 

言い換えると資金に不足が生じて

現場を回したい、支払いをしたい

事業を拡大したといったときに

お金が足りないわけですね。

 

なぜお金が足りないのかが不明のまま

運転資金というふわっとした表現で

融資は実行されてしまいます。

 

しかし金融機関は会社の状況が分かったうえで

融資をしています。

 

この様な状態が継続した場合には

経済が冷え込み、経営が悪化すると

追加融資を受けることができない

可能性が出てきます。

 

なぜ不足資金が出てしまうのかを

知ることが大切です。

 

 

不足資金が何なのかを社長が知っておく

建設業では行っている業種によって

不足資金の内容が異なってきますが

主に次のコストや金銭負担が多くなります。

 

・材料費

・人件費

・外注費

・現場の前渡し

 

特に見逃されがちなのが

現場の前渡しです。

 

売上金が入ってくる前から職人から

前渡しで金銭を支払ってしまって

後日の請求で相殺ということが起こります。

 

現場で必要なお金にはなりますが

前渡しは実質的に貸付金と同じです。

 

規模が大きくなればなるほど

職人の数が増えて、前渡しが多くなります。

 

さらに材料費、人件費、外注費の支払は

さきに大きく出ていくことになります。

 

建設業でものを建築するような業種では

現場での解体が初めにあって

建築資材の搬入の後に工作を行います。

 

工作は少しずつ面積が増えていって

最終的に建築が終了します。

 

建設業で最も資金繰りが厳しくなるのは

工作面積が増えていくときですね。

 

工作面積が増えていくにつれて材料費よりも

外注費や人件費が多くなります。

 

会社が行った面積として積算されて

請求することはできますが

 

さきに職人への支払が起こりますので

売上金が入金されてくるまでの間は

お金に不足が生じることになります。

 

さらに慣行となっている前渡しがありますので

資金に不足が生じることになります。

 

この様に建設業の場合には運転資金と

呼ばれるようなお金以外に

前渡しでも不足資金が出てしまう

可能性があります。

 

まずは自社の収支を調べることで

不足資金の原因を突き止めることができます。

 

望ましい資金の管理方法としては

日繰表を作成して金額を確認することで

いつ不足資金が発生するのかを

確認することが可能となります。

 

 

 

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この記事は、この記事を作成してる時点の法令に基づき

書かれています。法令に改正があった場合には、現在の

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