所得税

【確定申告】税金を多く納めすぎたら税務署から通知が来るのか?


税務署は明らかなミス以外は通知は来ない

納める税金の計算を間違って

多くの税金を納めた場合は

税務署から通知が来ることはないです。

 

税務署から通知が来る場合は

明かな計算ミスがあるときです。

 

例えば、生命保険料控除が

3万円になる計算にも関わらず

4万円と書いていたら

 

後日に更正通知と共に

税額を補正したので追加の

納税をしてください

 

といった通知がくることが

あります。

 

しかし、計算ミスで多く税金を

納めた場合などは納税者へ通知は

行われません。

 

なぜなら、確定申告制度は自分で

自分の税金計算を行う制度だからです。

 

明かな計算間違い以外は

税務署が指摘して是正するような

制度になっていないのです。

 

 

多く税金を納めた場合の手続き

さて、後から税金を多く納めて

しまったことに気が付いたら

更正の請求手続きを行って

税金を取り戻す手続きになります。

 

これは、制度として法定化されている

ため簡単にできるのかなと思いきや

簡単にいかないことがあります。

 

例えば、配偶者控除の適用を忘れた

ため更正の請求で配偶者控除の

適用をして更正の請求をした場合は

 

配偶者の年収要件があるため

源泉徴収票の提出や

 

本当に配偶者であるかの確認のため

戸籍謄本の提出を求められることが

あります。

 

納税者から見ると更正の請求を

行えばあたかも多くなった税金が

すぐに戻してもらえると思いがち

になると思います。

 

しかし、更正の請求では証明する

書類の添付が必須になります。

 

従って、上記のように添付資料の

提出を求められることになります。

 

基本的には、確定申告にてすべての

適用を行っておくことが

 

面倒な手続きをしなくて済むと

思います。

 

 

 

 

公式ブログはこちら(平日毎日更新中)

 

この記事は、この記事を作成してる時点の法令に基づき

書かれています。法令に改正があった場合には、現在の

取り扱いとは違った取り扱いになる可能性があります。

 

また、当記事についてのご質問はお受けしておりません。

個別的なご質問は以下の

個人相談スポット業務

からご依頼頂けると幸いです。