創業・起業

法人設立のときの銀行口座開設はどこが良いのかを税理士・行政書士が解説


銀行口座の開設はメガバンクを避ける

銀行口座の開設はメガバンクを

避けたほうが無難です。

 

理由は次の通りです。

①マネーロンダリングのための確認事項が多い

②創業では取引がないのに取引があるのことが前提

③口座開設までの期間が1か月以上かかる場合がある

 

近年はマネーロンダリングのような

反社への対応から確認事項が

多くなっていることがあります。

 

創業で法人口座を開設する場合には

事前に取引があることが前提です。

 

この意味は個人事業主からの法人なりを

前提として法人口座の開設です。

 

個人事業主の期間が全くなく

法人を設立して口座を開設場合には

取引がないことが普通です。

 

それにも関わらず取引があることを

要求されてもどうしようもありません。

 

以上の確認事項などを経て法人口座が

開設されるには1か月以上かかる場合があります。

 

この意味は開設するかどうかを

メガバンクが判断する期間です。

 

結論として開設できるかもしれませんし

開設できないかもしれません。

 

 

事業の規模や外部専門家からの紹介がスムーズ

法人を設立して法人口座を開設する場合

事業の規模や紹介がスムーズです。

 

中小企業を前提にすると

信用金庫や信用組合が代表例です。

 

これらの金融機関は地元に根差していて

法人口座の開設がスムーズです。

 

外部専門家から紹介してもらうことも

検討に値することになります。

 

私の場合であれば

懇意にしている金融機関があり

 

その金融機関に紹介を行って

法人口座の開設を行うことができました。

 

法人口座はどこを使っても基本的には

変わりはありません。

 

振込手数料などが異なりますので

この部分はメガバンクに太刀打ちできる

金融機関はあまりないのが実情です。

 

しかし、審査期間後に法人口座が開設できない

可能性があるメガバンクに申込をするより

 

確実に法人口座が開設できる金融機関に

申し込むほうが建設的です。

 

ある程度の規模になってから

メガバンクに口座を開設しても遅くないからです。

 

 

 

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