建設業向け

建設業の工事台帳では何を確認すれば良いのか?


建設業の工事台帳とは?

建設業では工事台帳を作成します。

請負った工事の売上と原価をそれぞれ

記入する表になります。

 

工事台帳を作成する理由は

現場ごとの収益を確認するためです。

 

工事台帳を作成していないと

現場ごとの収益が分かりません。

 

工事台帳は数字を記入しますので

数字で現場の収益を確認することができます。

 

工事台帳の数字と社長さんの頭の中の数字を

比較して乖離がないかどうかを確認するのです。

 

 

建設業の工事台帳で確認すること

工事台帳で確認することは数字を追いかけて

社長さんの感覚と違っている部分を確認する

ということが基本的な役割になります。

 

しかし工事現場できちんとした収益を

上げるためにはもうちょっと工夫すると

良いかと思います。

 

工事の利益は売上ー原価です。

 

つまり原価を抑えることができれば

利益はついてくることになります。

 

原価とは主に材料費、外注費、人件費が

大きくなると思います。

 

これらの金額をケチるという意味ではなく

効率的な使い方ができるのかを

現場の数字から確認するわけです。

 

全く同じ現場は存在しないと思いますが

同じような現場は存在すると思います。

 

そのときに過去の工事台帳では

数字が残っています。

 

なぜこのときに原価がかかったのかを

確認することが可能であれば原価が

かかりすぎるようになる可能性を

低くすることができます。

 

工事台帳は作成して金額を確認して

利益を出したら終わりではなく

 

過去の実績の確認もすることができ

将来の現場の役に立つことがあります。

 

 

 

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