e-Taxソフト(SP版)で納税証明書を取得する方法を税理士が解説
e-Taxソフト(SP版)とは?
e-Taxソフト(SP版)とは
パソコン用のe-Taxソフトを
スマートフォンでも使えるようにした
e-Taxソフトです。
SP版のSPとはSmart Phoneの頭文字をとって
名付けられたようです。
ちょっとわかりにくいネーミングですね。
e-Taxソフト(スマホ版)とした方が
認識してくれるかなと思います(笑)
さて、e-Taxソフト(SP版)では以下の手続を
行うことができます。
- 利用者情報の登録・確認・変更
- 申請・納税手続
- 送信結果・お知らせの確認
似て非なるソフトに
確定申告書等作成コーナーがあります。
こちらもスマホで操作可能ですが
所得税の確定申告をするときに
使うサイトになります。
e-Taxソフト(SP版)では確定申告を
行うことができませんので注意です。
納税証明書とは?
納税証明書とは確定申告を提出した場合に
税金の金額、所得の金額、未納税額がない
といったことを証明する書類です。
納税証明書には4種類あります。
納税証明書を提出する相手方が
必要となる証明書を取得することが
多いかと思います。
例えば、金融機関で融資をする場合には
納税証明書(その1)が必要です。
といった案内があるはずです。
昨年からのコロナの流行で行われた
給付金関係でも確定申告書を提出した
証明書の代替として提出を求められる
といったことがありました。
納税証明書を取得する方法
e-Taxソフト(SP版)で納税証明書を
取得する方法を解説します。
事前に必要なものは次の通りです。
- 利用者識別番号
- 暗証番号
- マイナンバーカード
- マイナポータルAP
初めてe-Taxソフト(SP版)を利用する場合には
利用者情報の登録が必要となることがあります。
申請・納税の手続において
納税証明書の交付請求(署名省略分)から
交付請求書を作成します。
必要となる納税証明書を選択して
税目、期間、来署予定日を設定して作成完了です。
来署予定日は申請日から10日以内の日を
指定して入力することになります。
こちらを電子申告をすることで
後日、確定申告書を提出した税務署に行けば
出来上がっている納税証明書を受け取ることが
できるようになります。
因みに電子申告後に送信結果で受信通知を
確認できると電子申告が行えたかどうかを
判断することができます。
税務署の窓口では個人の場合に
番号確認書類が必要となります。
身分証明書は個人・法人で必要です。
手数料は370円で現金でのお支払いと
なります。
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