税務調査は毎年7月以降から本格化します!
税務調査が毎年7月以降から本格化する理由
毎年7月10日は税務署において
定期の人事異動日になります。
異動する税務署の職員、異動しない職員が
存在するわけですが
7月以降から12月までの期間について
税務調査が本格化することになります。
昨年からコロナウィルスのまん延により
調査件数は前年度を下回っているようです。
令和2年11月における国税庁が公表した
資料によれば
所得税は約42,000件で前年対比で85%
消費税は23,837件で前年対比83.6%
となっています。
こちらを基に考えると
2021年も同じような件数を行う
といったことが予想できます。
税務調査はどのように始まるのか?
税務調査の始まりについて解説します。
基本的には確定申告書を提出した
納税者へ連絡があります。
まずは、日程の調整が行われてまして
当日用意しておく資料を伝えられます。
説明された資料を用意しておいて
当日税務調査官が訪問します。
税務調査を行う場所ですが
自宅、事務所などで行われることが
基本となると思います。
場合によっては税務署に呼び出されて
資料を持参するパターンもありますね。
帳簿や原始資料の確認をしながら
内容の確認が行われます。
税務調査はどのように終了するのか?
税務調査の終了について解説します。
税務調査は1日~3日くらいで現地調査は終了です。
このときに非違事項と言って
税金の計算上間違っていた部分があれば
その部分を修正することになります。
基本的には納税者は税務調査官から
修正申告の勧奨を受けることになります。
修正申告を提出して、税金の本税を支払う
といったことで基本的には税務調査は終了です。
このときに、本税の追徴について延滞税などが
発生する場合には後日税務署から郵送されてくる
納付書で延滞税などの罰金を支払うことになります。
非違事項がなければ是認通知という書類が
後日税務署より郵送されてきます。
是認通知とは非違事項はございません
という内容が書かれた書類になります。
この通知が送られてきて
税務調査終了ということになります。
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