従業員からテレワークをしたいと言われたら・・・を税理士・行政書士が解説
従業員からテレワークをしたいと言われたら
昨年から新型コロナウィルス感染症により
テレワーク可とする会社が増えました。
実際にはなかなかテレワークにできない
といったケースが中小企業では多いと思います。
しかし2021年になってから変異型が
出現したことによりいつどこで
コロナに感染するのかが分かりません。
満員電車に乗車して毎日出勤している
従業員の立場としては
社長!!そろそろテレワークしませんか?
といった声が出てくる可能性があります。
テレワークで問題なることは?
テレワークを導入することは
中小企業でも可能です。
製造業などのように人の手が介在する
お仕事でない限りできるわけです。
このときに問題となることがあります。
実際にテレワークを始めてから修正しても
問題はありませんが
最初のうちから問題意識を持っておくことで
あらかじめ手を打つことができます。
①労務管理
②テレワーク用の備品・消耗品
③メンタル管理
④給与規定
⑤テレワークを絶対にすること
以上のうち特に重要な問題になることは
①、③、⑤となります。
テレワークといっても労働時間の把握義務は
事業主にあります。
労務管理をおろそかにすると
支払う必要のない給与を支払う
可能性が出てきます。
テレワークを行うことで1日中
人と話さない生活になる可能性があります。
そうするとメンタルがおかしくなり
仕事に影響する可能性が高くなります。
メンタルの管理はテレワークでは
必須の管理になります。
テレワークを導入したとしても
全就業日程をテレワークするというのは
ちょっとやりすぎです。
週3はテレワーク、週2は事務所へ通勤など
といったように柔軟にしておくと良いかと思います。
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