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建設業での弥生会計の使い方とは?

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弥生会計でできることは?

前提として、インストール型の弥生会計とします。

弥生会計はスタンダードとプロフェッショナルがあります。

 

違いはキャッシュフロー計算書の作成

部門を設定できないといったことがあります。

 

基本的には弥生会計は会計ソフトですから

経理と記帳と決算書の作成だけを使うのであれば

スタンダードでも問題はありません。

 

しかし、会社を管理して数字を分かりやすくしない

といったことなど管理会計を使おうとするなら

プロフェッショナルを使うことになります。

 

プロフェッショナルを使うことになる規模の法人は

建設業では年商1億円を超えるような場合です。

 

自社で経理担当者を雇い、自社で月次決算を行い

今後会社の運営をどうしたらよいのかを判断するツールとして

活用をすることが想定できます。

 

 

建設業での弥生会計の使い方とは?

建設業での弥生会計の使い方を解説します。

まずは、3つの財務諸表を作成することになります。

 

①貸借対照表

②損益計算書

③製造原価報告書

 

中でも工事の原価である経費が表示される

製造原価報告書は重要です。

 

現場で使った経費を勘定科目別に管理することができ

非常に便利です。

 

ただし現場1つ1つの原価率や利益率を表示する

といった使い方はしません。

 

あくまで1つの事業年度における数字が表示されて

自社での業績がどうなっているのかを確認することになります。

 

管理会計的な側面から申し上げると

予実管理を行うことができます。

 

会社全体の1つの事業年度の予算の金額を入力して

月次決算により毎月予算の金額と実績の金額を比較検討できます。

 

建設業を営んでいる中小企業にありがちなのは

予実管理をただの数字の遊びだと考えていることです。

 

予算は数字合わせで行うことではなく

1つの事業年度では予算で入力した金額をいかに

達成するのかを考えて、その実行度合いを実績と比較し

管理していく経営手法です。

 

ですから自社で弥生会計に入力して月次決算を仕上げて

予実管理をすることは経営に有用なことになります。

 

弥生会計の機能として部門別の設定があります。

部門別を間違った使い方をしてしまう経理担当者がいます。

 

部門とは建設業であれば

大工工事、とび、解体、土木など

色々な工事を行っていることがありますので

 

工事の種類ごとに業績を管理するために設定することが

部門ということになります。

 

間違った使い方は工事現場を部門として設定して

会計処理を行う場合です。

 

現場は部門ではありません。

ある部門の中で行われる事業です。

 

現場ごとに部門を設定してしまうと

現場を請け負うごとに部門が増えるので管理が煩雑です。

 

現場の管理は工事台帳で行う方が

分かりやすいです。

 

弥生会計の役割と工事台帳の役割を分けて

適切に使う必要があると思います。

 

 

 

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この記事は、この記事を作成してる時点の法令に基づき

書かれています。法令に改正があった場合には、現在の

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