法人融資が通りやすくなる申込とは?
法人融資が通りやすくなる申込
法人融資が通りやすくなる申込は
次の3つを説明できることに
かかっています。
①融資を何に使うのか?
②融資でいくら必要なのか?
③返済が可能かどうか?
融資を何に使うのかというと
多くは運転資金と答えます。
運転資金の中身まで説明できる
人は少ないです。
運転資金は2つから構成されています。
①売上金の入金があるまでのつなぎ資金
②会社の人件費などの固定費を賄う資金
いずれかで必要なのか
それとも両方で必要なのかを
明確にします。
いくら必要なのかは融資金額です。
運転資金の中身を確認していれば
いくら必要なのかは答えが出ます。
つなぎ資金で〇〇円
固定費の支払で〇〇円
これを説明できないと
融資金額は銀行に勝手に決められ
本当は3,000万円の融資が可能なのに
1,500万円とかになる可能性があります。
返済が可能かどうかも銀行は
気にします。
当たり前です。
貸しっぱなしはあり得ません。
返済できるか否かは事業計画と
資金繰り表で説明します。
要するに、返済できるか否かを
説明する資料として最低限
事業計画と資金繰り表は必要になる
ということです。
2つの指標を意識する
融資については2つの重要な
指標が存在します。
①自己資本比率
②債務償還年数
になります。
銀行は財務格付けを法人に対して
行っています。
財務格付けをする基本的な
指標が上記の①と②なのです。
自己資本比率は
自己資本(貸借対照表の純資産)÷総資産
で計算されます。
自己資本そのものがマイナスに
なっている場合には融資について
ネガティブになります。
債務償還年数は
有利子負債÷フリーキャッシュフロー
で計算します。
有利子負債は貸借対照表上の
借入金に分類されているもの
すべてが対象です。
フリーキャッシュフローは
当期純利益(損益計算書の一番最後)+減価償却費
で計算します。
赤字の場合には債務償還年数が
計算できない可能性があります。
言い換えると黒字が前提です。
債務償還年数が10年未満でないと
融資はネガティブに働きます。
法人としては上記の2つの指標を
改善することが目標になります。
自己資本比率は15%以上
債務償還年数は10年未満を
当面の目標にしましょう!!
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