建設業向け
建設業の個人事業の納税のための資金繰りを準備する
税金の納付のスケジュール
個人事業が知っておきたい
確定申告後に納付する税金の
スケジュールをまとめます。
確定申告後に納税が必要な税金は
次の通りです。
①個人住民税
②国民健康保険税(料)
③個人事業税
④所得税の予定納税
個人住民税は確定申告をした年の
6月末、8月末、10月末、翌年1月末
と4回で納付します。
国民健康保険税(料)はお住いの
自治体により納付月と納付回数が
異なります。
東京都新宿区では確定申告をした
年の6月から翌年3月までの10回
納付することになります。
個人事業税は確定申告をした年の
8月末と11月末で最大2回納付します。
所得税の予定納税は確定申告をした
年の7月と11月に納付します。
概算で計算した金額を貯めておく
以上のことから個人事業の
資金繰りが苦しくなるタイミングは
6月~8月になると思います。
というのは、納税が集中するためで
納税資金を用意しておく必要があります。
上記の中で特に大きい金額について
お金を用意することをお勧めします。
個人住民税と所得税の予定納税です。
こちらは計算方法を知っていれば
概算がわかります。
個人住民税の税率は10%で定率です。
したがって所得税の確定申告書の
第一表㉚の金額×10%で計算すると
全体の金額の概算を計算できます。
所得税の予定納税額は
所得税の確定申告書の
第一表㊺×1/3×2で計算できます。
つまり、7月と11月の2回分の
概算額がわかることになります。
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