会社・事業
【建設業の経営】現場と経営の数字管理の違いとは?
現場の数字管理とは?
現場の数字管理とは
現場で稼ぐことができる利益計算です。
現場を請け負う前には見積をして
材料代、外注費、職人の投入量など
どうやったら利益がでてくるのかを
計算することになります。
この場合の利益とは粗利になります。
言い換えると
現場の数字管理とは粗利を出す
方策を練ることと目標利益を
達成することです。
経営の数字管理とは?
経営の数字管理は粗利ではなく
営業利益が出るように方策を練る
ということになります。
経営成績の計算方法は
売上ー経費になります。
経費は段階によって分けられます。
現場でかかる経費は原価です。
現場の数字管理では原価管理をする
ということになります。
売上ー原価=粗利になるからです。
経営の数字管理は粗利以降の経費
まで考えて行動することです。
粗利ー販売費及び一般管理費=営業利益
経営の数字管理とは営業利益を
どうやって出すのかに焦点が当たります。
一般的に次のように考えると
わかりやすいのではないかと思います。
①粗利までの現場の数字管理
こちらは現場監督が管理する数字
②営業利益の数字管理
こちらは社長さんが管理する数字
と言えることになります。
多くの社長さんは粗利に力点が
行ってしまうことが多いです。
粗利の金額が販売費及び一般管理費
の総額を超えないと黒字にはなりません。
現場と経営の両方を見ている
社長さんであれば現場は現場
経営は経営と頭を切り替えて
数字管理をする必要があります。
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